【書籍レビュー】子育てあるあるの答えは、子どもの「敏感期」にあった!

育児

こんにちは。

今回の記事は、最近読んだ書籍の紹介です。

お母さんの「敏感期」―モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる (文春文庫)

最近、「モンテッソーリ教育」を耳にし、
どのようなものなのか気になり、手に取ったのがこちらの本でした。

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「モンテッソーリ教育」について

「モンテッソーリ教育」とは

モンテッソーリ教育とは、
イタリア初の女性医師であるマリア・モンテッソーリ(1870~1952)によって考案された教育法です。
それぞれ発達段階にある子供を援助し、
「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間に育てる」ことを目的としています。

「敏感期」という、感受性が燃え上がる時期

モンテッソーリ教育において最も重要なのは、「子どもの感受性」です。
≪○○が大好きだったのに、ある日突然、全然興味を示さなくなった!≫というのは、子育てあるあるですよね。

子どもは幼児期に、自分にとって必要なことを学習するために、
“あること”への感受性が非常に敏感になり、それを身の回りから探し出して特別に関わろうとする「敏感期」があるそうです。
そして、それを自分のものにすると感受性は鈍感になり、別のものへの感受性が高まります。

その感受性は時として、
上手くいかない苛立ちや取り上げられたことに対する怒りから、
癇癪だったり大暴れだったり……、
お母さんが大変に感じてしまうような状況を、引き起こすもあるように感じます。
しかし、「敏感期」に子どもの強い願望や傾向が現れることを知っておけば、
それも子どもが成長していく過程だと上手に見守ることができ、子育ての姿勢も変わるのかなと思います。

お母さんの「敏感期」

子どもが「敏感期」を迎えているとき。
お母さんも子育てという「敏感期」にいます。

「子どもが大泣きしているときは、必ず理由があるのでその理由を考えてあげましょう」
とはよく言われますが、
私はこれまで娘があり得ないくらい大泣きをしていると、
もう!家事や仕事の邪魔ばかりして!とイライラしていました。
でも、「敏感期」を知ってからは、
こんなにも大泣きをさせるほどに娘の心を動かしたものは何だったのか?気になって、自然とその理由を探そうとするようになりました。
(もちろん、イライラすることもありますけどね!笑)

他の子どもにできるのに、自分の子どもにできないことがあると焦ることもありますが、
子どもの行動を冷静に観察しているとその行動一つ一つをとてもよく考えながらやっていることが伝わってきて、とても愛おしく感じました。
なにかを「学びたがっている」娘の邪魔をしないように見守ることを意識したいと思います。

まとめ

もう手遅れ!なんて、いうことはない

私はこれまで「敏感期」というものを知らずに子育てをしてきて、
子どもの貴重な感受性を無視してきたように思います。
しかし、子どもは知らない間に成長して、自然とそれを自分のものにして、今は別の「敏感期」にいるのです。
取り逃した時間を悔やむよりも、成長してくれた娘に感謝をして、
「今の敏感期はなんだろう」と意識して大切に日々を過ごしたいなと思いました。

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ままたね

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