こんにちは。
妊娠10週目での稽留流産→自然排出までの記録。
実は私は診断から3日後に子宮内をきれいにする手術を受ける予定をしていましたが、
手術当日の朝に自然流産をしました。
今回の記事では、診断を受けてから手術予定日を迎えるまでの日々をまとめています。
手術予定日を迎えるまで
手術3日前(診断を受けた日)
手術に向けての説明を聞いてきました。
心拍が止まっているとはいえ、お腹の赤ちゃんと過ごせる最後の週末です。
この頃はまだ出血もありませんでした。
そのため、赤ちゃんが亡くなってしまっているなんて信じられない気持ちもありました。
手術2日前
夕方から急に、生理2日目くらいの出血がはじまりました。
他の違和感や身体のだるさはありませんでしたが、
不安もあって夜中に目覚めてからなかなか寝付くことができませんでした。
手術が怖かった私は、
「もう頑張らないでいいんだよ、あなたのペースで出てきてね」
とお腹の赤ちゃんに話しかけていました。
手術前日
朝には出血も収まっていたので、
家にいても落ち着かないと思い仕事へ行きました。
仕事中歩き回ると少し下腹部にギューという違和感がありましたが、強い痛みではありませんでした。
21時頃、レバー状の出血が少し出ていて、
赤ちゃんが剥がれだしているのかなと感じました。
しかし痛みは全くなかったので、普段の夜用ナプキンをつけて就寝しました。
手術の予定が……、手術当日に自然流産
0時頃にトイレに起きましたが、出血量は多くなくレバー状の塊もありませんでした。
ところが一転、
4時頃になんだかお尻の辺りが濡れている感覚で起きました。
シーツに赤いシミができていて嫌な予感がしてトイレに向かいましたが、
自然排出をした人のブログをふと思い出し、お風呂場へ行くことに。
その瞬間にドュルンと何かが出る感覚があり「あ、出たな」と実感しました。
(この時の感覚は、忘れられません)
排出された7cm大のレバー状の塊を全て拾ってタッパーにいれました。
その後シャワーを浴びて、子宮収縮による下腹部痛に耐えていました。
のんびりソファーで休んでいると再び何か出そうな感覚があり、再びお風呂場へ。
今度は5cm大くらいのレバー状の塊がいくつかと、3cmくらいのつるんとしたそら豆型の赤い塊が出ました。
(今思えば、このそら豆型の塊が胎嚢だったのかな?と思います)
その後は手術用に用意していた特大のナプキンをつけて診察の時間を待ちました。
開院と同時に受付してエコー検査をすると、子宮内に赤ちゃんは居なくなっていました。
まだ少し塊が残っていたけれど、
手術をするほどではなくてしばらくすれば出るだろうということで、
子宮収縮剤と抗生物質を受け取り、金曜日まで様子を見ることになりました。
タッパーに入れて持って行った塊は、いまは病理検査に出しています。
私の場合、出血量は多かったですが激痛に襲われることはありませんでした。
ただ、出血はナプキンで受け止められる量では全くなく、外出先でなくて本当によかったと思います。
少しでも出血をしているならば、仕事に行ってはいけませんね。
手術前のエコー検査で赤ちゃんに最後のお別れができると思っていたので、正直少し寂しい気持ちもあります。
(1%くらい’そこで心拍が見られるのでは’という奇跡を信じていました)
でも、ママに痛い思いをさせないようにという、赤ちゃんの優しさだったのかなと思います。
最後まで強くて優しかった赤ちゃん。いつかまた会えることを願っています。
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