①妊娠10週目で稽留流産→自然排出までの体験談【妊娠中の経過→診断まで】

稽留流産と診断されるまで 妊娠出産

こんにちは。
実はこの度、妊娠9週目で稽留流産をしました。
待望の第二子妊娠でしたので、とても残念です。

今回の記事では、妊娠から稽留流産→自然排出までの記録をまとめていきます。
私自身、不安いっぱいの中で検索魔になり、いろいろなブログサイトや記事を参考にしていました。
私の体験談がどなたかの役に立てば嬉しいです。

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妊娠中の経過

4w3d:妊娠検査薬で陽性反応!

実は、第二子をなかなか授かることができず、クリニックに通っていました。
今周期は生理予定日を3日過ぎても生理が来ていませんでしたが、
もともと生理不順のため生理が遅れることも多く、
基礎体温もガタガタだったので全く期待をしていませんでした。

この日はクリニック予約日。
もうすぐリセットしそうだからと、
リセットしたら服用する薬を受け取るためにクリニックを訪れました。
診察の中でまだ生理が来ていないことを伝えると、
とりあえず妊娠検査薬を試してみることになり、結果はなんと……陽性!
まさかの展開に本当に驚きました。
エコー検査もしましたが、まだ胎嚢も確認できませんでした。

週数的にもまだ見えなくてもおかしくないということで、2週間後に診察の予約をして帰宅しました。

症状まとめ

・基礎体温は高めをキープ
・出血はなし
・下腹部に違和感が少し……
・胸のハリ
・やたらとげっぷが出る
つわりらしい症状はまだ出ていませんでした。

6w3d:胎嚢は確認できたけれど……

前回から2週間ぶりの検診。
ドキドキしながら内診に向かった結果、無事に胎嚢が確認できました!
しかし、卵黄嚢(赤ちゃんの栄養となる袋)がぼんやりしてしまっていて、
胎芽(赤ちゃんのもと)は確認できませんでした。

胎嚢:15.9㎜
卵黄嚢:13.0㎜

排卵が遅れた可能性もありますが、
この週数ならば胎芽は確認できることが多いと先生に言われてしまい、一気に不安になりました。
2週間後に診察の予約をして帰宅しました。

家に帰って上の娘のエコー写真を遡ってみると、
6w1dで胎芽がしっかりと確認できていて「あ、全然違う」と思いました。

▽妊娠6週目のエコー写真(左が上の娘、右が今回の赤ちゃん)

※調べてみると、上の娘のエコー写真のように、
胎嚢が大きくなり、円形のリング(卵黄嚢)がハッキリと描出でき、
そのリングの一か所にダイヤ(胎芽)が見えるようになるのが正常所見だそうです。
参考)日本産婦人科医会<産科一般超音波検査・初期編>正常所見4-7週

症状まとめ

・出血はなし
・時々お腹をギューッとするような下腹部痛
・食べつわりが始まった?

7w3d:赤ちゃん見えて一安心!?

前回2週間後に予約をしていましたが、
不安過ぎて前回の診察の一週間後に診察に行ってきました。
そこでなんと、赤ちゃんを見ることができました!

胎 19.6mm
胎芽 3.9mm

わずか3.9mmしかない、小さな小さな胎芽。
それでもなんだかちゃんと2頭身に分かれているように感じられました。
まだちゃんとした心拍は見えませんでしたが、
なんだか心臓あたりがモニョモニョ動いていて「順調ですよ」と言われました。

赤ちゃんの大きさ的におそらくまだ6週目頃だろう、とのこと。
不安に思って調べていたら、
今までは前回の生理開始日を0日として数えていましたが、
本当は排卵日を2w0dとして数えると知り、
試しに基礎体温が上がりきった日を2w0dとして数えたら6w5dでした。
それにしてもちょっと成長がのんびりな気もしますが、
のんびり屋さんの赤ちゃんなんだと、信じて待つことにしました。

次回の検診は2週間後。
通っているクリニックは胎芽が15mmを超えたら予定日を確定して母子手帳を出す方針のようでしたが、
おそらくその頃までには成長しているでしょうと言われてワクワクしていました。

症状まとめ

・出血はなし
・お腹をギューッとするような下腹部痛が増える
・食べつわり

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9w1d:ワクワク→絶望へ

2週間ぶりの検診でした。
前回に心拍らしきものが確認できた安心から、今回の検診では成長した姿をみれるものと思っていました。

胎嚢 33.7mm
胎芽 3.4mm

そんな期待もむなしく、胎芽は0.5mm小さくなった測定結果に。
もちろん、測る角度によって誤差は出るものだとは思います。
心拍も一応確認できましたが、今にも消え入りそうなほど弱々しくて数も少なかったです。

2日後、居ても立っても居られず、
別の産婦人科へセカンドオピニオンに行きました。
見る先生、角度が変わったら少し違って見えるんじゃないかと。
そんな淡い期待も虚しく、
結果はほとんど変わりませんでした。

どんなに排卵日が遅れたとしても、もう妊娠8週目〜9週目には入っているので、
心拍が150〜170あるのが普通だそうですが、70〜80しかありませんでした。
胎嚢 25.5mm
胎芽 4.58mm
6w6d相当の大きさといわれました。

この時期にできる処置というものはなく、1週間くらい様子を見るしかないとのこと。
それまでに心拍が止まってしまうかもしれないし、
ここから順調に成長することも、可能性としてはあると言われました。
初期流産のほとんどは“卵”の問題だから、安静にしていても仕事をしていても結果は変わらないそうです。
幸い理解のある職場なので、痛みや出血があった時には無理せずすぐに休む形で、いつも通りに過ごすことにしました。

症状まとめ

・出血なし
・下腹部痛なし
・つわりなし
実はセカンドオピニオン翌日頃から、
心なしか身体の重さがなくなっていて「あ、もしかしたら…」と思っていました。

10w3d:稽留流産と診断された日

1週間ぶりの検診。エコー検査の結果、稽留流産と診断されました。

1週間前に弱々しくも頑張って動いていた心臓が、止まってしまっていました。
でも4.58mmだった胎芽は、5.5mmにまで大きくなっていました。
最後まで頑張って頑張って、大きくなっていたんだと、赤ちゃんの強さに感動しました。

思えば胎芽が確認できたのも、心拍が確認できたのも遅くて、
無事に育つことを期待しつつも、ひっそりと心の準備をしていました。
だからなのか、診断を受けた時も意外と冷静にいる私がいました。

診断を受けた翌日に旦那も一緒に病院に行き、
手術を受けるか自然排出を待つかのお話をしてきました。
結果、3日後に掻爬手術を受けることにしました。
その際にもう一度エコー検査を受けるので、それが赤ちゃんとの最後のお別れになる予定でした。

短い間だったけど、ママを選んで来てくれたこと、とても感謝しています。
こんな小さな赤ちゃんに妊娠をして無事に産まれて来ることがどれだけ奇跡なのか、
とても大切なことを教えてもらいました。
そして、2日連続でママの病院に付き合ってくれた上の娘。
ただならぬ雰囲気にきっと戸惑っただろうに、ずっといい子に待っていてくれました。
娘がこんなにも元気に成長しているのはこの上ない宝物で、これまで以上に大切にしなくてはと感じました。

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