川崎病の入院費
娘は川崎病で9日間入院をしました。
川崎病の治療では、血液製剤のγグロブリンの投与、アスピリンの服薬をします。
また、心臓などに後遺症が残る可能性のある病気のため、
何日かおきの心臓のエコー/心電図などの検査を受け、
一日に何度も看護師さんによるバイタルチェック(体温の計測・血圧・症状の確認)が行われました。
そんな娘の入院費は以下の通りです。
≪川崎病の入院費≫
- 初再診料 :6,270円
- 医学管理等 :3,250円
- 投薬・処方箋料 :100円
- 麻酔 :2,050円
- 包括診療金額 :543,140円
- 入院費 :261,880円
- (自費分)付添寝具 :2,700円
合計)819,390円
※ 大部屋に入院をしていたため、差額ベッド代等は含んでおりません。
なんと、約82万円もの治療費がかかっていたようです!
我が家は「協会けんぽ」に加入しているため、3割負担になりますが、それでも約24万円です。
乳幼児医療費助成制度を利用すると
私の住んでいる地域では、乳幼児医療費助成制度というものがあります。
その制度を利用すると、自己負担額は≪通院は1回500円/入院は1日500円≫で済みます。
※ 食事代、病衣、差額ベッド代などは自己負担です。
娘もその制度を利用したため、実際に支払った金額は以下の通りでした。
- 入院費 :4,500円
- 食事療養費 :5,720円
- (自費分)付添寝具 :2,700円(+税)
合計)13,130円
娘の入院費用は、わずか1万3千円の負担で済みました。
(もちろん、付添をしている私の食事代などの諸経費が別にかかっています)
乳幼児医療費助成制度の内容については、お住いの地域によって差がありますので、
各自治体のホームページ等をご確認ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
退院時、医療費がいくらになるのか、正直ビクビクしていました。
実際に経験して分かったことは、川崎病の治療費は全額保険適用となり、乳幼児医療費助成制度の対象となるということです。
そのため、入院費に不安を感じることはなく、お子さんの一日も早い回復だけを考えてあげてくださいね。
川崎病は退院してからも1カ月~半年おきに定期検診を受けますが、
そちらの定期検診についても、乳幼児医療費助成制度の対象となるため、1回あたり500円の負担で済んでいます。