【受けすぎは危険!?】かしこい「がん検診」の受け方

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病院で受ける検査のイメージ画像

こんにちは。
日本人の半分がかかると言われている「がん」。
最近では小林麻央さんが進行性の乳がんを公表されて話題になりました。

今回の記事では、2016年08月17日放送「オリエンタルラジオの夏休み”自由研究”」の中で、
中田敦彦さんががん検診についてプレゼンされていた内容をレビューします。

(録画しておいて、最近やっと見ました 汗)

がんは他人事ではない

がん大国ともいわれる日本。
日本人の半分はがんにかかっていることをご存じでしょうか。
そして、日本人の3分の1はがんで亡くなっているとのことです。

死に至るがんとは?

男性

  • 1位:肺がん
  • 2位:胃がん
  • 3位:大腸がん

女性

  • 1位:大腸がん
  • 2位:肺がん
  • 3位:胃がん

男女で順位は違いますが「肺」「胃」「大腸」の3つが死に至るがんといえます。
不幸中の幸い、上記3つのガンは早期発見すれば治せるがんであり、だからこそがん検診をうけることが大切なのだということです。
女性は上記3つに加えて「子宮頸がん」「乳がん」の検診も受けることを推奨されています。

かしこい「がん検診」の受け方

かしこい「がん検診」の受け方は、がんの種類によっても異なります。
ただ漠然と人間ドックを受けていれば良いわけではありません。

胃がん

絶対にピロリ菌の検査を

ピロリ菌とは、胃の粘膜に住み着く細菌で、胃や十二指腸の病院の原因になります。
実は、胃がんの原因の99%はピロリ菌と言われ、
ピロリ菌を除菌すれば胃がんの可能性をかなり減らすことができるとのことです。
ピロリ菌の検査は採血ですることができ、胃の粘膜の状態を調べるペプシノーゲン検査と合わせておこなうと非常に精度が高くなると言われています。
ピロリ菌の検査を行い、胃にピロリ菌がいないと分かれば、バリウム検査や胃カメラを受ける必要はありません。

大腸がん

年に一度の検便を

「検便」というとアナログな検査に感じますが、大腸がんの発見には大きな効果があるそうです。
そして、検便で異常が発見されたときには、大腸内視鏡検査を受ける必要があります。
大腸内視鏡検査はお尻からカメラを入れて行います。
大腸内視鏡検査で使われるカメラの現物
番組上で現物が紹介されていたのですが、思った以上に太いカメラで「これをお尻から入れるなんて!」とビックリしました。
それだけの検査ですからもちろん身体にとっても負担になるので、大腸内視鏡検査を毎年やるのではなくて検便を受けることがオススメだそうです。

肺がん

喫煙者はエックス線と喀痰検査を

なんと、極端な話ですが、たばこを吸わない人は肺がんの検診をしないで良いそうです。
実は、検診にはメリットとデメリットがあり、
喫煙者にとっては検診を受けるメリットの方が高いですが、
非喫煙者にとっては検診を受けるデメリットの方が大きくなってしまうという研究結果が出ています。
エックス線は検査を受けることで多少の被ばくをするため、
がん検診を半年に一回受けているグループと全く受けていないグループのその後を比較したとき、
がん検診をこまめに受けているグループの方が肺がんにかかる率、死亡率が高かったという実験結果もあるそうです。

もちろん、たばこを吸っている/いないに関わらず、
咳が続いたり淡が出るなどの症状がある人は必ず病院を受診して検査を行ってください。

乳がん

50歳以上はマンモグラフィーで検査を

マンモグラフィーは、乳房に対して行うエックス線の検査ですが、
若い人にとってはデメリットの方が大きいため受ける必要はないそうです。
検査を受けることのデメリットとしては、がんではないのにがんと診断され、余計な検査を受けなくてはならなくなる「過剰診療のリスク」が挙げられます。
マンモグラフィーは結果が分かりにくく検査を受けたとしても見つけづらいものですが、被爆のリスクは胸部エックス線検査の1000倍とも言われており、
そのような点からも若い人にとっては検査を受けることはデメリットの方が大きいと考えられているそうです。
身内に乳がんの人がいるなど、乳がんが心配な方は身体に負担のないエコー検査をこまめに受けると良いでしょう。

PET検診はがんを見逃すリスクが高い

PET検診は、がん細胞がブドウ糖を取り込む性質を利用し、ブドウ糖に代わる特殊な検査薬でがんを可視化する技術です。
「苦痛もなく、一度の検査で全身の小さながんを早期に発見できる」として、最近ではがん検診の救世主としても扱われているPET検診ですが、
PET検診で85%ものがんが見逃されていたという研究結果も出ており、がん検診には不適切といえるそうです。
PET検診は、がんと診断された方にさらに詳しく検査するには非常に有効な方法で、がん治療の経過を診ることが本来の使い方だそうです。

ポイントは「必要のない検査をどれだけ省けるか」

繰り返しとなりますが、がん検診にはメリットとデメリットが存在します。
そのことを理解したうえで、自分にとって必要ながん検診のみを受けることで、身体への負担も抑えることができます。

なお、今回の記事は、あくまで番組内で紹介されていた内容をまとめたものです。
「がん検診を受けない」ことを推奨する意図はございません。
異なった意見・見解もありますので、いろいろな情報を調べていただき、ご自身が納得できる情報を取捨選択いただければと思います。

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