【FPなおママ②】子どもの「買って買って攻撃」に悩んだら

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ママの生き方をテーマにした「ママとなり」。
今回はファイナンシャル・プランナー(FP)として活躍する、
「FPなおママ」こと前田菜穂子さんにお話を伺いました。

前田さんはプライベートでは2歳の娘さんを持つママ。
ファイナンシャル・プランナー(FP)としてのお仕事や、子育てに関して、そして我が家の家計相談まで、盛りだくさんの内容です。
第2回となるこちらの記事では、ママになることで起きた変化、子どもにお金の使い方をどう教えているかなど、子育て寄りの内容を紹介いたします。

■ 第1回、第3回の記事はこちらから
>>第1回:現役ファイナンシャル・プランナー(FP)が「お金」を通じて我が子に伝えたいこと
>>第3回:お金のプロに聞く、上手なお金との付き合い方

ママ + ファイナンシャル・プランナー(FP) ~前田菜穂子さんの場合②~

ママになることで起きた変化

(筆者)
話はガラッと変わりますが、前田さんはママになって良かったこと、変化したことはありますか?
(前田さん)
ママになって「できることが広がった」という感覚があります。
まず、今まではなんでも自分一人でやろうとして抱え込むタイプだったんですが、
できないことはできないと断れるようになったり、誰かに頼ることができるようになりました。
(筆者)
これまではできないことも引き受けていたんですか!?
(前田さん)
そうですね、できないことも引き受けて何とかしようとしていたんです。
でも子どもが生まれるとどうしても一人で全てはできない環境になり、周囲に甘えられるようになったことが大きな変化でした。

また、子どもが生まれる前は子どもが欲しかったのに扱い方が分からなくてちょっと怖いものの一つでしたが、
自分の子どもができて初めて他人の子どもでも無条件に愛していいものなんだな~と思えるようになりました。
あとは、子どもを連れていると話しかけられる率が上がったり、自分からも飛び込んでいけるようになったり、子どもが生まれて「世界が広がった」ことがママになって良かったことだと思います。

子どもの「買って買って攻撃」に悩んだら

(筆者)
ありがとうございます。ママになった自分を肯定できる、素晴らしいことですね。
さて、話はガラッと変わりますが……、
最近娘に「買って!買って!」とせがまれて手を焼いているのですが、そのような時にどう対処されていますか?
(前田さん)
うちの娘も今、ガチャガチャやアンパンマンの自動販売機に吸い寄せられちゃって(笑)
そんな時に「じゃあお小遣いをもらえるようになったら買おうね」というとなんだかよく分からなそうな顔をしながらも「うん」というんですよ。
そのような感じで、欲しい!という強烈な感情をちょっとクールダウンさせる≪魔法の言葉≫を「親子おこづかい教室」で教えていますので、是非お友達同士でご依頼くださいね。

ポイントは、子どもに主導権を与えてあげることですね。
子どもが「欲しい!」と言ったときにまずは「欲しいんだね」と共感して「じゃあ自分のお小遣いで買おうか」と子どもに判断を任せること。

FPママの間では、だいたい4歳くらいがお小遣いを渡しはじめるタイミングと考えています。
お小遣いは子どもが自由に使っていいお金なんですよ。
親は無駄な使い方をしたら「すぐにお金が無くなっちゃうよ」とハラハラドキドキすると思うんですけど、そこはグッとこらえて見守っていく。
「お小遣いはすべて自分の責任」として委ねて、
お金は使ったらなくなってしまうんだ、一時の感情で散財しまったら自分が困る、という経験をたくさん積ませてあげることが子どもの成長に繋がるんです。

(筆者)
なるほど!子どもに欲しいとせがまれた時には「自分のお小遣いでなら買ってもいいよ」とすればいいんですね。
そうすれば少し汚い話ですが、子どもが何を欲しがろうが家計には影響しないので、「うちはお金がないから買ってあげられないよ。ごめんね」という、ママも子どもの辛い気持ちになるやり取りをしないで済みますね。
(前田さん)
そうなんです。
ただ、お小遣いを1カ月に1回としてしまうとその間待てない子どもの方が多いので、少ない額にして1週間に一度にするなどの工夫は必要です。
また、渡す前に何が欲しいのかを聞いておく必要があります。受け取った額が欲しいものと見合わない額だと大きくなってきて知恵を付けてくると親の財布からお金を抜くような問題行動となるケースもあるので、お小遣いの金額は子どもと相談をして決めるべきだと思いますです。

あとは、男の子だと特に、ものを乱暴に扱って壊してしまう子もいると思うんですが、一緒に買いに行ったときに「次に壊したらお小遣いで買うんだよ」と言ったら、すごく大事に扱ってくれるようになったという実例もあります。
自分で傘を買いに行ったら、自分がいつも買っているお菓子の何倍もの金額がすることに気が付いて、そのものの価値を知ったのでしょうね。

(筆者)
親に言われても分からない、自分でいざ買おうとなった時にやっと分かることもあるんですね。
(前田さん)
そうなんですよ。
「親子おこづかい教室」に参加した後にお小遣いを受け取るようになったお子さんが、ゲーセンに行く度にやりたがっていたゲームをパタリとやらなくなりました、という声はよく聞かれます。
親のお金だったらいくらでも出てくると思って次々とやりたがっていたけれど、子どもなりに≪魔法の言葉≫に照らし合わせて我慢できるようになったのだと思います。

後書き

≪魔法の言葉≫を知りたい!という方は、各地のFPママに「親子お小遣い教室」の出前をご依頼ください。
>>子ども金銭教育セミナー・おこづかいセミナーなら |FP mama Friends

お金の使い方に限らず、
子どもに「教えてあげなくちゃ」と思いがちですが、
子どもはたくさんの失敗をしながら自分自身で学んでいくものなのだということを改めて感じました。
そのための環境づくりを工夫してあげなくてはならないですね。

■ 第1回、第3回の記事はこちらから
>>第1回:現役ファイナンシャル・プランナー(FP)が「お金」を通じて我が子に伝えたいこと
>>第3回:お金のプロに聞く、上手なお金との付き合い方

プロフィール写真(FPなおママ)【前田 菜穂子(まえだ なほこ)さん】
「親子おこづかい教室」のFPmamaFriendsに所属。転勤族の妻であり不妊治療を経て子宝に恵まれた経験を活かし、相談者の悩みに寄り添った家計診断が好評。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士/CFP®認定者/一種証券外務員
ブログ:FPなおママの「夢をかなえるお金の使い方」
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