トラブル

川崎病、体験記(入院1〜3日目)

川崎病発症5日目の唇、手足、耳の腫れ

こんにちは。
娘は、1歳3ヶ月の頃に川崎病と診断され、入院することになりました。
こちらの記事では、娘の入院中の様子をいくつかの記事に分けてまとめます。

入院1日目:発症5日目

娘の入院が決まり、病棟に移動したのは夜22時ごろでした。
治療は翌朝からかと思いきや、直ちにγグロブリンの点滴が始まりました。
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献血ヴェノグロブリン IH5% 2.5g(150ml)
約24時間をかけて、7本を投与
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γグロブリンの投与中はモニターを付けて心拍数・呼吸量などを常に監視していきます。
娘の場合、軽度の脱水が見られたので、
ソルデム(ブドウ糖・塩化ナトリウム・L-乳酸ナトリウム)も同時に点滴をすることになりました。
また、アスピリンの服用も始まりました。もともと飲ませていた抗生物質は飲ませないことになりました。
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アスピリン 270mg
1日3回に分けて、毎食後に服用
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娘の様子

依然として39°C台の熱が続き、ぐったりとしています。
泣き声もか細く、起き上がる元気もありません。点滴もジッと我慢していました。
唇が切れて血が滲み、手足や首のリンパ腺が少し腫れていましたが、娘は手足やBCGの腫れはあまりひどい方ではなかったと思います。
image
時折グズってはおっぱいを与えて夢の中に、をずっと繰り返していました。

入院2日目:発症6日目

あんなに下がらなかった熱が、朝には37.3°Cまで下がっていました。午後になると平熱の36.8°Cまで下がり、その後は上がることはなかったです。
この日は現時点で冠動脈瘤ができていないか確認をするために、心臓のエコーと心電図の検査を受けました。
γグロブリンの点滴が、24時前に終わりました。

検査結果

心臓のエコー、心電図ともに異常はありませんでした。とりあえず一安心です。

娘の様子

あんなにぐったりとしていた娘が、熱が下がったおかげで起き上がって一人座りできるようになりました。
点滴のチューブで遊び始めてしまって少し困りますが、遊ぼう!と思えるくらいに回復したことが嬉しくて涙が出そうです。
ただ、食欲はなくて水分もほとんど取れていません。母乳だけは飲んでくれています。ゆっくり良くなってくれればと思います。
夜になると、唇はまだ腫れていますが、手足の腫れは引いたように感じます。

この晩は、慣れない入院生活で、一晩中泣き続けていました。
γグロブリンの点滴が終わってからは、娘を抱っこしてずっと病棟内を歩き回っていました。

入院3日目:発症7日目

γグロブリンの点滴は終わりましたが、水分がほとんど取れていないのでソルデムの点滴は続けることになりました。
でも、γグロブリンの点滴が終わりモニターが取れた分少し身軽です。
熱は37.2℃でした。
この日、2度目の血液検査を受けてγグロブリンの効果を見ました。

検査結果

≪血液検査の結果≫

  • CRP(正常値0.0-0.3):13.3 → 7.9
    → 炎症や組織細胞の破壊が起こると血清中に増加するタンパク質
  • 白血球数(正常値3000-9000):17640 → 10510
    → 増加は炎症や細菌感染、減少は体の防御反応

まだまだ数値は高いですが、前回よりはだいぶ下がりました。
この結果から、γグロブリンの点滴の効果が表れていると判断できました。

娘の様子

昼間は機嫌よくベッドの上で遊んでいました。
1口、2口、少しずつですが、食べられるようになりました。おっぱいは欲しがるだけあげています。
泣き声が大きくなり、看護師さんや医師を嫌がって暴れる力が戻りました。
入院中は回診やバイタルチェック、ベッド掃除、ゴミ回収などでベッドに近づいてくる人が多く、その度にギャン泣きをするので大変です。
昼間は眠そうにしているのに寝かそうとすると泣いてしまい、ほとんど昼寝もできていなかったため、夜19時前に夢の中へ。
でも23時前には起きてしまい、明け方まで抱っこしていると寝るのに、降ろすと泣いて起きるの繰り返し。諦めて抱っこ紐で抱っこしたまま少しだけママも休みました。

「脱水」のサインと対処法

ぐったりとした子ども

お子さんが発熱をした時、一番心配になるのは脱水症状だと思います。
病院に連れて行っても「食べ物は無理に食べなくてもいいけれど、水分補給だけは気をつけてください」と言われます。
しかし、発熱時のお子さんは食べるのも飲むのも嫌がって、満足に水分を取れません。
母乳をあげていた時は、体調が悪い時もおっぱいだけは飲んでくれたので良かったのですが、断乳をした以上、より気を付けていかなければなりません。

これからの季節はどんどん暑りますので、お子さんは脱水になるリスクが高まります。
今回の記事では、お子さんの「脱水」についてまとめたいと思います。

人は水でできている

赤ちゃんは、身体の約80%が水分なのだそうです(大人は約60%)。
普通に生活をしていても、発汗や呼吸で気付かないうちに身体の水分は失われてしまいます。そのため、食べたり飲んだりして水を補給し、過剰に取り入れた水は尿として排泄をします。

身体の水分の2~3%が失われると、強いのどの渇きという【注意報】を感じ、
身体の水分の4~5%が失われると、疲労感・頭痛・めまいといった【警報】が出てきます。
つまり「のどが渇いたな~」と感じるときは既に“脱水の注意報”が出されている状態なのです。

脱水症状の特長

そんな身体にとって大切な水分ですから、病気などでお子さんが水分を取ってくれないと、すごく心配になりますよね。
お子さんが脱水症状になっていないか、観察するポイントを紹介します。

  • 機嫌が悪くなる
  • 泣き声が弱くなる
  • おしっこの量が減少した
  • 顔や身体に熱をもっている

脱水症状は「様子見」をしていたら、どんどん悪化をしていきます。
普段世話をしているママが「なんだかいつもと違うな」と感じたらすぐに対処しましょう。

もし、下記の症状が現れたら、重度の脱水症状の可能性があります。
夜間や休日であっても、早急に医師の診察を受けてください。

  • 目がくぼんで、虚ろな表情をしている
  • 肌がカサカサしている
  • 泣き声がでず、涙もでない
  • おしっこが出なくなり、汗もかかない
  • 嘔吐や下痢を併発している

脱水セルフチェック

上記の症状はまだ現れていなかったとしても、お子さんが水分を取ってくれないととても心配ですよね。
そんな時に手軽にできる脱水セルフチェックがあります。
それは、人差し指で親指の爪をギュッと握って白くして色が戻るまでの時間を確認する方法です。

【色が戻るまでの時間】
瞬時〜3秒かかる:正常の範囲内(病院に行く必要はない)
3、4秒かかる:脱水状態(病院に行く必要がある)
4秒以上:重度の脱水状態(救急車などで、直ちに病院に行く)

私は娘が発熱して水分が取れなくて心配になった時にはこの方法を試します。
爪の色が瞬時に戻れば、まだ脱水にはなっていないと分かり、少し安心ができます。

脱水時の対処方法

涼しい場所に移動し、身体の熱をとる

まず、暑い場所にいる場合には、涼しい場所に移動します。換気をして、ある程度涼しい風をあてると良いでしょう。
お子さんの身体が熱をもっている場合には、脇の下・首すじ・足のつけ根などを冷やします。
高熱で辛そうにしている場合は、解熱剤を利用すると良いと思います。

水分補給をこまめに

お子さんが飲みやすい水分を、欲しがるだけ与えてください。
できれば発汗などで失われた塩分の補給ができるように、赤ちゃん用のイオン飲料が望ましいです。

しかし、飲むのを嫌がる場合もありますよね。
我が家では、どうしても飲むのを嫌がる時はスポイトを使って無理やり飲ませることもしばしばです。
仕上げ磨きの時のようにお子さんを膝の上に寝かせ、舌を目がけて1回あたり1ml程度の水を流し込んでいます。
※ 喉の奥に水を流し込んでしまうとむせてしまうことが多いです。

どうしても上手に水分補給できない時には、唇を湿らせるだけでも効果があるそうです。

なお、下痢や嘔吐がある場合には、あわてて飲ませると飲ませた分だけ吐く回数が増えてしまいます。
そのため、水分を一気に摂らないで少しずつ慣らしていきましょう。

まとめ

お子さんが体調を崩したとき、病院に連れまわすのも良くないし、でも、どのように対処したらよいか分からないし、ママは戸惑うことばかりだと思います。
焦って病院に連れていって「そんなすぐに連れてくる必要のある状態ではない」と医師に怒られたことがある方もいるのではないでしょうか。
でも、私はママが安心するために病院に連れていくことは間違っていないと思います。
いろいろな方法を試してみて、それでも不安が消えない場合には、自信を持って病院に連れていきましょう。

再び母乳外来のおっぱいケアに、断乳7日目

断乳7日目。
娘は昨晩は夜中1時と4時に目を覚まして泣き出してしまいました。
抱っこしたら少し落ち着いて、おろした後はママの布団に潜り込んできて、
しばらくグズグズした後に静かに眠りにつきました。

これから、連続して眠れるようになるのか、
それとも、夜泣きが始まってしまうのか、どちらに転がるのか気になるところです。

さて、昨日は二回目の母乳外来でした。
前回受診してからはずっと保冷剤で乳房を冷やし続けていました。
そのこともあってか、強く張ることはなく乗り切ることができました。
今日の母乳外来では溜まっている母乳を再度すべて出してもらいました。
ほとんど溜まっていないつもりだったのですが、実際に絞ってみたら結構な量が出てきて、来週も一度受診することになってしまいました。
でも、今しっかりケアしておくことが大切だと思うので、しっかりと通っておきたいと思います。

私が感じた「断乳」のポイント(断乳5日目)

ママの手を握る赤ちゃんの小さな手

断乳5日目。
この日も夜中起きることはなく、おっぱいを求めて泣くこともなくなったので、断乳は完了です。
日記形式の記録は終わりとし、私が感じた「断乳」についてまとめたいと思います。

「断乳」はママも大変!

私はこれまで、多少おっぱいが張ることはありましたが、乳腺炎になったことはありませんでした。
そのため、断乳を意識したときに気になるのは娘のことばかりで、自分のおっぱいケアについてはあまり考えられていませんでした。
断乳をした時の乳房の張りは本当に想像以上です。
断乳を意識しだした頃に助産院などの母乳外来を訪れておくと、おっぱいのケアを意識した断乳スケジュールを立てられますし、乳房が張りにくくなるためのケアを受けることができます。
また、正しいおっぱいケアも事前に聞くことができるので、一度受診をすることをオススメします。

断乳は、心を鬼にするものではない

もうすぐ断乳を迎えることを伝えておく

おっぱいはお子さんの精神安定剤です。
ある日急に失ってしまったらお子さんはとても不安になるでしょう。
そうならないように、断乳の1カ月くらい前から「もうすぐおっぱいとバイバイだよ」と根気強く語りかけておくと良いと思います。


娘の場合、最後のおっぱいタイムが終わるとき、これが最後であることを理解しているのかバイバイをしながらママから離れていきました。
その後「今までおっぱいたくさん飲めてえらかったね」「おっぱいとはこれでお別れだよ」と娘を膝の上にのせて語りかけている様子を動画に残しておきました。
おっぱいを欲しがって泣くこともありますが、その動画を見せるとすぐに諦めてくれて泣き止みます。
「おっぱいバイバイ動画」記念にもなってとても良いですよ。

親子で新しい楽しみを見つける共同作業

おっぱいタイムがなくなる分、これまで以上にお子さんとたくさん遊んであげましょう。
今までの大好きだったおっぱいタイムが別の楽しい時間に変わることが実感できたとき、
お子さんは状況を理解し乗り越えることができるのだと思います。
断乳という試練を乗り越えたころには、新しいお子さんとの心の絆ができているはずです。

最後に

いかがでしたでしょうか。
「断乳」と考えると大変なイメージがありますが、お子さんと楽しんで乗り越えられると良いなという願いを込めて書きました。
今後は断乳についての記事は、新たなトラブルが起こった場合や母乳外来にかかった日などに公開したいと思います。

まさかの発熱、断乳4日目

おしゃぶりをくわえて泣きじゃくる赤ちゃん

断乳4日目。
断乳最初の3日間を乗り越えたところで、娘が風邪を引いて発熱してしまいました……。
一難去ってまた一難。
こちらの記事では、我が家の断乳記録を記載していきます。
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娘が病気を患ったからこそ思う、小児科選びのポイント

聴診器

小さなお子さんは、何かと体調を崩しやすいですよね。
それに加えて、予防接種や定期検診などもあり、病院にお世話になる機会がとても多いです。

そこで悩むのが、お子さんの「かかりつけ医」選び。
私もどこの病院が良いか分からず、娘が体調を崩すたびに近所にあるいろいろな病院を転々と利用していました。
今回は娘が病気を患ったからこそ思う、病院選びのポイントを紹介します。

どうして「かかりつけ医」が必要なの?

初めての子育てには、分からないことや不安がいっぱいです。
病気になったわけではなくても、発育の様子や予防接種のことなどを誰かに相談したいこともありますよね。
確かに地域の健診などで保健師や医師に相談できる機会はありますが、
子供の普段の様子を知らない相手は小さな変化に気が付けなかったり、ママとの関係性を築けていないためなんとなく相談しにくかったりすることもあると思います。
こんなとき、病気のこと以外も子どもの健康全般を気軽に相談できる「かかりつけ医」が必要です。
「かかりつけ医」で検診や予防接種を受けておけば、その子の元気な状態も知っておいてもらえるため、成長や病気を先生と共に見守ることができて安心です。

「かかりつけ医」選びのポイント

医師がいうことを信頼できるか

実は、私は妊娠中に通っていた産婦人科の医師をとても信頼しており、娘が1歳になるまでは娘を診てもらっていました。
ずっとその医師に診てもらいたい気持ちもあるのですが、産婦人科のため周りは妊婦さんばかり。
さすがに申し訳なく感じ始め、娘の「かかりつけ医」を探しているところでした。

そこで、口コミサイトを見ながら近所の小児科を転々としていました。
同じ小児科でも病院の雰囲気は違います。元々人見知りな私は医師に対して緊張してしまい、気になることを聞きそびれてしまったこともありました。
また、医師からのアドバイスが産婦人科の医師から言われていたことと違っているとなんだか信用できなかったこともあり、なかなか相性が良い病院に出会えず悩んでいました。

もちろん、家から近く行きやすい場所にあるというのはとても大切な条件だと思います。
そして、家から近所の病院の医師とちょうど相性が良いならば最高です。しかし、家からは通いやすいけれど医師との相性が悪かった場合には悩んでしまいますよね。
私個人としては、距離が近いこと以上に医師との相性は大切なことだと思います。

検査設備は整っているか

娘が川崎病になったとき、「感染症じゃないか心配なので、しっかりと検査をしてもらえませんか?」と連れて行った病院でお願いをしました。
しかし、《とりあえず抗生物質を処方して様子を見る → その薬が効かなければ薬を変えて様子を見る》というのが治療ポリシーだったようで、血液検査すらしてもらえませんでした。

病院の中には、初診で一通りの検査をして処方する薬を決める病院もあるそうです。
子供は症状の進行が早いので、一日様子を見ているうちに悪化してしまうケースもあります。
私はしっかりと検査してくれる小児科を「かかりつけ医」として選びたいと感じました。

大きな病院と連携が取れている

いくら検査設備が整っているからと言って、
お子さんがちょっとした風邪を引く度に大きな総合病院に連れていくのは大変ですよね。
病院に連れて行った時に、麻疹などの病気をもらってしまう可能性もあります。
そのため、普段は個人病院を利用することになると思うのですが、
大きな病院と連携が取れている病院を選んでおくと、いざ大病を患った時の手続きがスムーズです。

そんな「かかりつけ医」の探し方

そんな理想ばかり書いてきましたが、
結局どのようにすればそのような病院を見つけられるのでしょうか。
ママ友の話や口コミサイトももちろん役に立ちますが、個人で感じ方が違うのでそのママにとっては良い病院でも自分にとってはちょっと……ということもあります。

病院のホームページを確認する

その病院のホームページを確認すると、治療の方針などが書かれている場合があります。
また、医師の経歴なども掲載されているので、大きな病院と連携が取れているか判断をするのに役立ちます。

子育て支援ひろばの先生に聞いてみる

平日保育園を開放している「子育て支援ひろば」などが近所にあれば、
そこの先生はいろいろな小児科についての情報を持っています。
○○のような小児科を探している、と希望を出せばそれに合った情報を教えてくれると思います。

川崎病、体験記(発症5日目:川崎病の診断が下った日)

川崎病発症5日目の様子

娘は、1歳3ヶ月の時に川崎病と診断されました。
こちらの記事では、娘の発症後の様子をまとめます。

「川崎病」の診断が下りました

発症5日目、大きな病院で精密検査を受けることになりました。
時間は夜8時。
救急外来でまず医師の問診を受けました。

  1. 5日間続いている高熱
  2. BCGの痕の腫れ
  3. 目の充血
  4. 口唇の紅潮
  5. リンパ節の腫れ

川崎病発症5日目の様子
こちらの症状を指摘され「川崎病で間違いないだろうけど、血液検査を行いましょう」と言われました。
※ ちなみに、川崎病と信じたくなかった私は、溶連菌などの感染症の可能性はないのか質問したのですが、川崎病以外の感染症ではBCGの痕が腫れることはないそうです。

≪血液検査の結果≫

  • CRP(正常値0.0-0.3):13.3
    → 炎症や組織細胞の破壊が起こると血清中に増加するタンパク質
  • 白血球数(正常値3000-9000):17640
    → 増加は炎症や細菌感染、減少は体の防御反応

CRP、白血球数の値が正常値を大きく上回り、感染症に感染していることがハッキリと分かりました。
これにより川崎病との診断が下り、入院が決まりました。

早期治療が後遺症を防ぐカギ

川崎病の主な症状は、同時に現れるのではなく出揃うのに2~5日かかると言われています。
そのため、発症から3~7日目ぐらいに川崎病と気付く方が多いそうです。
川崎病の一番の問題となるのは、合併症です。
心臓の筋肉に血液を送っている冠動脈の血管壁に強い炎症が起きると、血圧に耐えられなくなって血管が広がりコブを作ることがあります(冠動脈瘤)。
この冠動脈瘤は発症から7日目辺りにできることが多いため、早期に治療を施すことができれば後遺症のリスクを下げることができます。

娘が受けることになった治療法

γグロブリン療法

私たちの血液の中にあるの抗体成分をを高純度に精製して作られたもの。
25時間かけて点滴で投与を行いました。
全身の炎症を抑えて冠動脈瘤の発生を予防します。

アスピリン療法

粉薬の形で服用します。
血液をサラサラにして血栓ができるのを予防するとともに、血管の炎症を抑えます。

川崎病患者の90%は、上記2つの治療を受けることになります。
治療がよく効いた場合には数日以内に熱が下がり、血液検査でもCRPや白血球数がすみやかに低下します。
入院してすぐにエコー検査と心電図検査で冠動脈瘤ができていないかチェックします。その後も2~3日に1度ぐらいのペースで同様の検査を受けることになりました。

治療のその後

入院から1週間程度で退院することができますが、アスピリンの服用は退院後3カ月続けます。
退院後1週間、1カ月、3カ月、6カ月、9カ月、1年、のタイミングで、心臓の検査(エコーや心電図)を行い、冠動脈瘤ができていないことを定期的に確認していきます。
この定期検診は、発症から5年が経つまで続けられます。
その間に何の後遺症も見つからなければ運動制限もなく通常通りの小学校生活を送って大丈夫とのことです。

ちなみに、川崎病はいまだに原因は分かっておらず、
可能性は低いですが、川崎病は再発の可能性もあるとのこと。
これからもうまく病気と向き合っていかなければと思っています。

子どもの虫歯予防

歯磨きをしている子どもの画像

娘も1歳4ヶ月になりました。
奥歯も生え始め、上下合わせて14本の可愛い乳歯があります。
そうなると親心としては、虫歯が気になり始めるところ。

今回は、子どもの虫歯対策についてまとめます。
続きを読む

川崎病、体験記(発症1〜5日目)

高熱で苦しむ赤ちゃんの画像

娘は、1歳3ヶ月の時に川崎病と診断されました。
こちらの記事では、娘の発症後の様子をまとめます。

発症1日目

昼間は普段通り元気に過ごしていました。
17時ごろに昼寝から起きた娘の身体が熱くなっていて…、発熱を確認(39.1℃)。
→ 近所の小児科が午後休診の日だったので、内科を受診することに。
処方された抗生物質(フロモックス)を飲ませて様子をみることになりました。
明日になっても熱が下がらなければ、インフルエンザの可能性もあるので受診するように言われました。

娘の様子

少し透明の鼻水が出ていましたが、咳はありませんでした。
熱はあるけれど、元気もあり食欲もありました。
夕食は普段より少し柔らかいご飯と具だくさんの味噌汁をほぼ完食。
就寝前に解熱剤を使用しました(就寝前の体温、39.5℃)。

主な症状との比較

◎発熱 → 39.5℃の高熱。食欲もあり元気
×両眼の充血
×イチゴ 舌ぜつ
×発疹
×四肢末端の変化
×首のリンパ節の腫れ

発症2日目

昨日かかった病院は小児科ではなかったので、午後に普段利用する小児科に連れていきました。
インフルエンザの検査をして、結果は陰性。
薬は昨日処方された薬を飲ませていれば問題ないとのことでした。
背中にできた発疹については、高熱で汗をたくさんかいているので汗疹だろうと言われました。

娘の様子

朝起きても39.5℃の高熱が続いていて、解熱剤を再度使用。
鼻水の色が黄色に変わり、背中に発疹が広がっていました。
だいぶ食欲が落ちていて、大好きなバナナを少しだけ食べました。母乳は普段通り、たくさん飲んでくれました。
このころはまだ、起き上がって少しだけ遊べる時間がありました。
脱水症状が心配でイオン水を飲んでもらおうとしても全然飲んでくれなくて一苦労。
夕方、夜中に一度ずつ解熱剤を使いましたが、なかなか下がらない熱に不安が募っていました。

主な症状との比較

◎発熱 → 39℃の高熱が続く
×両眼の充血
×イチゴ 舌ぜつ
○発疹 → 背中に発疹ができ始める
×四肢末端の変化
×首のリンパ節の腫れ

発症3日目

あまり病院に連れまわすのもよくないかなと、この日は一日家で様子を見ていました。
朝~夕方にかけては相変わらず39℃台の熱でしたが、夜に一度40℃台の熱を記録。
明日の診察を予約し、とりあえず祈る思いで解熱剤を使いました。

娘の様子

一日中、39℃以上の熱が続いていました。
このころには遊ぶ元気もなく、一日中家でぐったりとしている状態。ぐずりはせず、静かに寝ていました。
抗生物質の影響か、下痢が始まりました。
食欲もなく、水分もなかなか取れませんでしたが、母乳だけは飲んでくれていたので少しホッとしていました。
発疹は背中~お腹周りに広がり、少し腕にもできていました。
鼻水は少し落ち着いていたので、少し回復してきたのかな?と勘違いしていて、翌日には熱が下がっていることを期待していました。

主な症状との比較

◎発熱 → 相変わらず39℃台の高熱が続く
×両眼の充血
×イチゴ 舌ぜつ
◎発疹 → 背中~お腹、腕周りの広範囲に広がる
×四肢末端の変化
×首のリンパ節の腫れ

発症4日目

朝から小児科を受診しました。
再度インフルエンザの検査をして結果は陰性だったため、もう少しこのまま様子を見るように言われました。
下痢を改善するためのビオフェルミンが処方され、飲ませることになりました。

娘の様子

熱は38.5℃ぐらいを推移していました。
発疹は相変わらず背中~お腹、腕周りに広がっていました。
目が充血していて、唇が渇いているような感じでした。
この日も一日中ぐったりとしていて、普通の風邪ではないのではないか?と少し病院を疑い始めました。

主な症状との比較

◎発熱 → 38.5℃前後の熱が続く
◎両眼の充血 → 白目が赤く充血していました(病院では泣きすぎです、と言われました…)
○イチゴ 舌ぜつ → 唇が渇き始めました。口の中までは確認していませんでした
◎発疹 → 背中~お腹、腕周りの広範囲に広がる
×四肢末端の変化
×首のリンパ節の腫れ

発症5日目

朝一でもう一度、かかりつけの小児科に連れていきました。
今飲ませている抗生物質は効いていないようなので、別の抗生物質(ホスホマイシン)に変えることになりました。
また、下痢の原因は乳製品だから母乳をあげるのは止めてほかの水分をたくさん飲ませてくださいと言われました。
こんな状態で母乳も止めたら娘が心配だったこともあり、午後に総合病院に連れて行きました。
娘を見たとたんに、川崎病の疑いがあるので血液検査をさせてください、と言われました。
血液検査の結果、血液の炎症を表すCRPと白血球の値が高かったので、すぐに大きな病院で精密検査を受けることになりました。

娘の様子

この日も、熱は38.5℃ぐらいを推移していました。
相変わらず目が充血していて、唇が切れて血が出ていました。
手足が少し腫れ始めていることも気になっていました。
総合病院の先生に診てもらったら、首のリンパ節も少し腫れていると言われました。

主な症状との比較

◎発熱 → 38.5℃前後の熱が続く
◎両眼の充血 → 白目が赤く充血していました
○イチゴ 舌ぜつ → 唇が切れて血が出ていました。口の中がいつもより赤くなっていました
◎発疹 → 背中~お腹、腕周りの広範囲に広がる
○四肢末端の変化 → 少し手足の腫れが見られました
○首のリンパ節の腫れ → 私の眼にはわからない程度でした

まとめ

このように、娘は5日間38.5℃越えの熱に耐えていました。
ちょうどインフルエンザが流行っている時期で、病院ではインフルエンザの可能性のみを疑っているような印象でした。
娘のかかっていた小児科では【とりあえず薬を使って様子見→効かなかったら薬を変えて様子見】というのが定番の流れで、そのような小児科はとても多いと思います。
もし、発症直後に血液検査をやってくれる病院に連れて行っていたら、と今でも後悔しています。

川崎病による発熱には、解熱剤は全く効きません。
そして、様子見をしているうちに冠動脈溜ができやすい発症7日目を迎えてしまったら、危険が高まります。
我が子を守ることができるのは、ママだけです。
少しでも疑問が残るなら、セカンドオピニオンをしてしっかりと検査をしてもらいましょう。